最終更新日:2021年3月30日
行政書士になるために必要な勉強時間は何時間でしょうか。
資格試験を目指すとき、必要な勉強時間を知っておくことは重要です。
結論を先に述べますが、500時間勉強すれば合格可能です。
以下で具体的な方針を述べます。いっしょに考えてみましょう。
行政書士合格のための勉強時間
上で述べたとおり500時間が必要ですが、ひとつ条件があります。
絶対に予備校で指導を受けてください。
理由は後述しますが、その前に行政書士試験受験生の特徴を知っておいてほしいのです。
- 独学にこだわる
- 願書を提出したのに受験しない
- 数年かけて合格するものと思っている
今から勉強を始める方にとっては朗報ですよね。
行政書士試験の受験生にはこのような方が本当に多いんです。
絶対に避けたい受からないパターン
なぜかみんな独学にこだわる
絶対にやってはいけないのが独学にこだわってしまうことです。
私も行政書士試験に挑戦しようと思った当初は独学でした。
市販のテキストを数冊買ってきてなんとなく勉強を始めてしまったんです。
その期間が約3ヶ月…。
今考えると本当に時間の無駄でした。
なんならおかしな理解が増えてしまい、マイナスになってしまった部分もありました。
法律の勉強は慣れない内は解釈自体がしにくく、市販のテキストだけでは理解できない部分が多すぎるからです。
私は無意味な独学期間を経てから8月にようやく伊藤塾で勉強を始めたのですが、もっと早くに受講を決めておけばよかったと心から思います。
また、行政書士試験では「出題されるテーマとされないテーマ」が明確に分かれています。
独学で勉強していると各テーマの力の入れ具合がわからず、結局無駄な時間と間違った知識を得ることになってしまうのです。
予備校で勉強していれば捨てるべきところは捨てると割り切ることができるので、結果的にかなりの時間を節約できます。
独学で得られるものは?
厳しい言い方になってしまいますが、何もありません。
合格後に独学自慢をしたところでうっとうしがられますし、そもそも独学がすごいなんて誰も思っていません。
しいて言うならば「少しのお金を節約できること」「小さなプライドを守れること」くらいですね。
そのために年単位の時間を無駄にするのは本当に危険です。
どうしても独学したいという方はここでブラウザバックしてもらって構いません。
願書を出したのに受験しない人たち
◆行政書士試験の受験資格!【敵を知り己を知れば百戦危うからず】で詳しく書きましたが、願書を提出したのに受験しない輩も存在します。
直近の令和2年度を見てみると、54,847人の出願に対して試験を受けなかった人は13166人います。割合にすると24%の出願者が欠席したことになります。どうしてこのようなことが起こるのでしょうか?
※上記の記事から引用
真剣に合格を目指す受験生にとっては目を疑いたくなるような話ですが、事実です。
これは行政書士試験に受験資格が存在しないということも原因ではあるんですが、明らかにバックれすぎです。
しっかりと対策すれば難しい試験ではありません。
みなさんが合格を目指すのか、それともなんとなく勉強をするのか。
早めに決断をして寄り道せずに合格を目指してほしいと思います。
何年もかけて合格する試験じゃない
ここまで他の不真面目な受験生についてお話してきました。
ここからはあなた自身がいつ合格するかについて考えましょう。
先にお伝えしておきますが、二カ年計画は絶対にやめてください。
この記事を読んでいる今、行政書士試験まで何日残されていますか?
行政書士試験は毎年11月の2週目に実施されるので、少し計算してみてください。
もし今が7月であれば、今年度の合格を目指しましょう。あなたになら可能です。
私が伊藤塾で勉強を始めたのが8月です。
恥ずかしながら初年度178点で不合格を経験してしまったのですが…。
※行政書士試験は絶対評価の試験で、180点以上とれば合格
みなさんには同じ失敗をしてほしくない、そんな気持ちでこのブログを立ち上げました。
もしまだ7月が終わっていないならばまだまだ間に合います。
このブログでは行政書士試験合格に向けた勉強法を発信しているので、他の記事も参考にしてもらえると嬉しいです。
私は伊藤塾で勉強しましたが…
どこの予備校も一長一短なので、極論「どの予備校でもOK」です。
あまりにマイナーなところは受講しない方がよいですが、このブログで紹介している予備校であれば間違いないです。
予備校まとめ記事はこちら
私は行政書士試験対策も、司法書士試験対策も伊藤塾でお世話になったので少しひいき目になっているところがあるかもしれません。
参考にできる部分は参考にしてもらえたらと思います。
最後に
極端な言い方ですが、勉強を開始した時点でほぼ合否は決まっています。
最後までご覧いただいて本当にありがとうございます。
あなたは何年も受からない受験生にならないでください。
何か疑問がありましたら◆お問い合わせにメッセージをお送りください。
できる限りあなたが合格に近づけるよう協力します!
一人でも多くの受験生が合格を勝ち取れますように。