最終更新日:2021年4月30日
今回は行政書士と学歴のお話。
先に結論から!行政書士試験に学歴はまったく関係ありません。
何かを学ぶのに遅すぎることはありません!
行政書士は学歴不問で受けられます
2020年度の最年少合格者は15歳
◆行政書士試験の受験資格!【敵を知り己を知れば百戦危うからず】にも詳しく記載していますが、行政書士試験に受験資格は定められていません。
参考までに、2020年度の最年少合格者は15歳の方です。
冒頭で述べたとおり、行政書士試験に学歴はまったく関係ありません。
国籍すらも関係がないので、日本語の読み書きができれば誰でも受験できます。
学歴よりもひとつの知識
法律を知っていれば世の中が変わって見えることがあります。
たとえばあなたは「限定承認」という言葉を知っていますか?
限定承認とは、民法上の概念、用語の一つであり、相続人が遺産を相続するときに相続財産を責任の限度として相続すること。相続財産をもって負債を弁済した後、余りが出ればそれを相続できる。
負債を相続したくないときに使われるが、現在あまり利用されていないとも言われる。なお、相続人であることを本人が知った日より3か月以内に限定承認又は相続放棄のどちらかを選択しなかった相続人は(家庭裁判所に期間の伸長を申し出なければ)、単純承認とみなされる(民法915条1項、921条2号)。
引用:◆Wikipedia
行政書士試験でも勉強する、相続に関する重要な条文です。
この知識がなかったために3ヶ月の期間が過ぎてしまい、親の借金をそのまま相続してしまうというケースは実は多いんです。
法律を知れば少しの知識で自分の身を守ることができるようになります。
学歴がなくても合格可能!
法律知識は0からでも大丈夫
勉強を始めるとき、誰もが素人の状態からスタートします。
多少法律知識のある人も、RPGでいえば「ひのきのぼう」を持っている程度の差です。
◆行政書士の難易度!30代から始める法律入門!で詳しく書いていますが、実は法学部出身の人が有利ということもありません。
行政書士試験の受験者は増えている
去年の行政書士試験の受験者数は前年度より2500人も受験者数が増えました。
コロナの自粛生活中に資格試験に挑戦するひとが増えたようです。
ちなみに行政書士試験は絶対評価の試験ですので、受験者数が増えたからといって合格するのが難しくなるわけではないので安心してください。
学歴は関係ないけれど
ここまで、行政書士試験で学歴は無関係ということを解説してきました。
しかし、ひとつだけ知っておいてほしい点があります。
それは「学生時代に受験経験がないことによる不利」です。
予備校に頼ろう
学生時代に受験経験がないひとにとって、行政書士試験は難関です。
なぜなら勉強法がわからずに無駄な努力をしてしまう可能性が高いからです。
行政書士試験の受験生は独学が大好きです。
しかしこれが大きな落とし穴。
ハッキリ言います。独学で合格を目指すのは時間の無駄です。
イメージはこんな感じ。めちゃくちゃもったいない。
独学で道に迷って自滅するのだけは本当にやめてください。
本気で合格を目指すならば予備校で学ぶべきです。
私は伊藤塾で勉強しましたが、あなたの気に入った予備校でOKです。
予備校選びに関して詳しく解説したページを用意していますので参考にしてください。
また、当サイトでは効率的な勉強法を紹介しています。
取り入れられるものは遠慮なく取り入れて最短で合格を目指してください。
行政書士の学歴を誰も気にしない
行政書士に対していちいち学歴を気にしてるお客さんはいません。
資格職は合格した時点でその能力が認められているわけですから。
実際に私の周りにも高卒で行政書士として働いている友人がいますが、その友人は仕事をしている中で学歴について触れられたことなんか一度もないと言っていました。
行政書士の資格で人生一発逆転!とまでは言いませんが、人生を変えるための挑戦にはもってこいの試験です。
少しでも興味を持たれた方は他の記事も参考にしていただけると嬉しいです。
最後までお読みいただいてありがとうございます!