最終更新日:2021年4月29日
- 行政書士試験に向けて勉強したい…
- 独学で合格できるの…?
- 無駄なお金はかけたくない…
あなたはこのようにお悩みではないでしょうか?
私も2018年に行政書士試験に向けて勉強を開始したときは法律知識をまったく持ち合わせていない素人でした。
開始してしばらくは市販のテキストを購入して独学で勉強をしていましたが、独学での勉強に限界を感じたため3ヶ月ほど経過した頃に伊藤塾の講座を受講しました。
今回は独学と予備校の違いを中心に、絶対に失敗してはいけないポイントを解説します!
行政書士試験、独学は時間の無駄!
独学でも合格できますが時間を無駄にします
- 60%の正答率(300点満点中180点)で合格
- 240点分がマークシート形式
- 絶対評価なので他の受験者は無関係
しかし、気をつけてほしい点があります。それは合格率です。
合格者はほとんど予備校に通っている
試験直前に実施される公開模試でさえ、受ける受験者の割合は全体の受験者の内の20%程度と言われています。
初めて受験される方にとってはイメージしにくいかもしれませんが、公開模試を受けずに本試験に臨むというのはありえない選択です。
参考程度に近年の行政書士試験の合格率をこちらにまとめておきます。
年度 | 出願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
平成27年 | 56,965 | 44,366 | 5,820 | 13.1% |
平成28年 | 53,456 | 41,053 | 4,084 | 10.0% |
平成29年 | 52,214 | 40,449 | 6,360 | 15.7% |
平成30年 | 50,926 | 39,105 | 4,968 | 12.7% |
令和元年 | 52,386 | 39,821 | 4,571 | 11.5% |
令和2年 | 54,847 | 41,681 | 4,470 | 10.7% |
引用:一般財団法人 行政書士試験研究センター
近年の合格率は常に10%を超えています。先述の公開模試を受ける人の割合を前提に考えてみると、一つの結論が導かれます。
受験者の80%はまともな対策をしていない
少し暴論と思われるかもしれませんが、実際に試験会場に行ってみるとよくわかります。
使い込まれた形跡のない市販のテキストをボーッと眺めている受験者がめちゃくちゃ多くいます。
失礼ながら、真剣に合格しようとしているようには思えません。
予備校はコスパが高い
予備校の授業はネット配信で行われています。
伊藤塾やLECなどの大手予備校であっても、校舎を置いているのは大都市圏に限られます。
コロナウイルスの影響もあってか、実際に予備校の生徒の95%以上がネット配信で授業を受けています。
直接先生の講義を受けたいと思われる方もいますが、試験勉強のほとんどは過去問演習とテキストを読む時間ですのでその辺りは重視しなくても大丈夫です。
行政書士試験は士業の中ではかなり受かりやすい試験です。
しかし初めて法律に触れるという方にとっては難関といえます。
法律の知識が難しいというよりは、何から手をつければいいのかがわからないという人が多く、それが挫折の原因になります。
なんとなくで勉強を開始して、なんとなく挫折する人が一番損です。
合格することを決めたのであれば、いち早く戦略を立てましょう。
悩んでいる時間が一番の無駄
悩むのはお金がかかるから?
この記事で一番伝えたいのは悩んでいる時間が一番の無駄ということです。
独学か予備校を利用するかを悩んでいる時間は無駄としか言いようがありません。
今年合格すると決めたのであれば今すぐに予備校に申し込みをしましょう。
まだ決意ができないのであれば資料請求だけでも早めにしておくことをおすすめします。
メリット | デメリット | |
独学 |
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予備校 |
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方向性がわからずに進む方がハイリスク
資格試験に限らず、成功できない人に共通する特徴は「自己投資ができないこと」です。
独学で5年かけて合格するより、予備校を利用して1年目に合格した方が絶対に得です。
合格したいと思って勉強を始めるわけですから、最初にケチって泥沼にハマるということだけは避けてほしいと心から思います。
独学するにしても金はかかります
金額面の大小にフォーカスして書いてきましたが、独学で合格を目指したとしてもお金はかかります。
書店に行って適当なテキストを見てもらえればわかりますが、高いものは平気で5,000円程度かかります。
自分に合ったテキストを見つけるまでに数冊買い換えたり、沼にハマっていく受験者も少なくありません。
本末転倒とはこのこと、めちゃくちゃもったいないです。
行政書士になるため時間の無駄は禁物!
私が行政書士試験に向けて勉強を始めたのは2018年の3月頃ですが、テキストを買って独学で始めました。
7月の上旬、勉強したつもりになっているだけだと気づき、何件か資料請求をした上で「伊藤塾」の短期集中講座に申し込みました。
初めて法律の勉強をするのであれば、全範囲の講義を一通り受講できるものを選んでおくことをおすすめします。
予備校も商売なので、時期によっていろいろな講座を作って並べているのですが、どう考えても不要な講座もたくさんあります(「記述式徹底対策」とか)。このあたりは別記事にまとめてありますので以下をご覧ください。