最終更新日:2021年4月26日
今回は行政書士試験に合格できないひとの特徴を徹底的に分析!
ひとつでも当てはまったひとはすぐに改善しましょう。
早くしないと永遠に不合格のままですよ!
過去問を使わないひと
テキストを完璧にする?
1つ目のパターンは過去問を使わないひとです。
「試験勉強=テキストを読むこと」だと思っていませんか?
何かを学ぶとき重要なのはインプットよりもアウトプットです。
あなたはこのように考えていませんか?
この考え方は絶対に間違っています。
なぜなら「テキストの内容を完璧に覚えることは不可能」だからです。
また、試験で合格するために必要なものは
「テキストの内容を暗記する能力」ではなく「問われたことに答える能力」です。
「テキストを完璧にしてから過去問を…」と考えている内は絶対に合格できません。
過去問を利用する
「過去問を解く」のは少しハードルが高い気がしますよね。
何も覚えていないのに解くことはできないからです。
ここで重要なのは「過去問を利用する」ことであって「解くこと」ではありません。
- どんな問題が
- どれくらいの頻度で
- どのような問われ方をしているか
この3つを自分の中で整理していくことが重要です。
つまり、テキストで学習する前に試験で問われることを理解しておくのです。
過去問の使い方については以下で詳しく解説しているので参考にしてください。
京大芸人ロザン宇治原さんの語る赤本の重要性も記事にしています。

バランスよく勉強するひと
2つ目は「バランスよく勉強するひと」です。
行政書士試験は出題される箇所とされない箇所がハッキリしています。
ここで過去問研究が力を発揮します。
あなたは根抵当権を勉強するか
たとえば根抵当権について出題されるのは10年に1回程度です。
賢く勉強する受験生は根抵当権についてまったく勉強しません。
時間がかかるわりに点数にならないからです。
根抵当権を深く理解しようと思えばそれだけでも100時間以上かかってしまうでしょう。
行政書士試験受験生が時間を費やすのは得策とはいえません。
得点期待値 | 時間効率 | |
毎年 | 4点 | ◯ |
10年に1回 | 0.4点 | × |
今年の試験には恐らく根抵当権は出題されません。
仮に10年に1回出題されるとした場合、得点期待値は0.4点です。
0.4点のために時間を費やすのがいかに無駄かを理解しましょう。
無計画な受験生が不合格になるor試験を諦めるのはほとんどがこのパターンです。
あなたの目標は法律のプロになることではなく、行政書士試験に合格することですよね。
何かを得るには何かを捨てること
バランスよく勉強するというと、なんとなく聞こえがいいですよね。
しかし、限られた時間で合格をするために必要なのはメリハリをつけること。
合格点ギリギリでも受かればいいんです。
合格のために必要なのは180点です。
割合にして60%しかありません。
出題頻度の低いテーマは思い切って捨ててください。
以下で商法を勉強すべきでない理由を解説しました。ぜひご覧ください。

オリジナルがいいと思っているひと
最短で合格するならオリジナルは不要
3つ目は「オリジナルがいいと思っているひと」です。
「学ぶ」の語源は「まねぶ」とされています。
誰かの真似をすることこそが学習ということ。
行政書士試験に合格したひとはすでに無数に存在します。
またネット上で勉強法を公開しているサイトも無数に存在します。
YouTubeには勉強法をレクチャーする動画が山のようにあります。
それを利用せずにオリジナルで勝負しようというひとは間違いなく失敗します。
すでに先人が成功したり失敗したりの経験をシェアしてくれているわけですから、それを参考にしない手はありません。
「オリジナル勉強法で行政書士試験に合格!」なんてクソの役にも立ちません。
予備校選びを始めよう
行政書士試験の予備校については当サイトでも記事にしています。
私は伊藤塾で学んで本当によかったと思っています。
ただ、あなたにとって伊藤塾が一番だとは限りません。
行政書士試験向けの予備校、通信講座はいろいろありますので、検討してみましょう。

最後に
今回は行政書士試験に受からないひとの特徴をまとめました。
大事なので繰り返しますが
「独学で行政書士試験に合格した!」
なんてのは何のステータスにもなりません。
合格できればまだマシですが、不合格であればさらに悲惨。
あなたにとって大切なのは時間です。
無駄な時間を過ごさないでください。
- テキストを完璧に…は不可能
- バランスのいい勉強では合格できない
- オリジナル勉強法は邪魔なだけ
最後までご覧いただきありがとうございました!
